正栄株式会社

レージング プレート式熱交換器

(台湾カオリ社)

プレート式熱交換器 ・標準型 Kシリーズ

標準型Kシリーズは、カオリの プレート式熱交換器 の中で最も型式が多く、様々なシステムに対応可能です。

主な用途:冷凍空調、ヒートポンプ、チラー、オイルクーラー、ユニット冷却及び加熱。
K-S:R32やR410Aなど高圧の流体を使用する場合、強化銅タイプの熱交換器の使用をお勧めいたします。
K-D:カオリのデュアルサーキットタイプの熱交換器は同時に2つのコンプレッサーに接続することが可能で、複雑な設計の機器にも組み込みが出来ます。

ブレーズ材質 強化銅Sタイプ ニッケル
A1,A2側 / B1,B2側
最大使用圧力 (MPa) 3.0 / 3.0 4.5 / 3.0 1.0 / 1.0
最高使用温度 200℃
プレート式熱交換器

Kシリーズ主なモデル

モデル 特長
K025 コンパクトなサイズで、高い熱交換能力を実現。凝縮器、蒸発器の他に過熱器、サブクーラーとしても使用可能。家庭用空調、小規模商業用空調または冷却設備に最適。
K030 主な用途は家庭用や小規模商業用の空調及び冷却設備。凝縮器、蒸発器以外に過熱器やサブクーラーとしても使用可能。
K040,K060,K095 長い回路を利用して熱交換性能を実現。出入口温度が近い使用条件のエアクーラーや廃熱回収に最適。流量が少なく、温度差が大きいヒートポンプや小規模ヒーティングシステム等にも使用可能。
K050 冷却や加熱用として、高効能型/バランス型/低圧損型の3種類から選定可能。特に蒸発器、凝縮器、エコノマイザーに最適。
K070 冷却や加熱用として、特に油圧設備のPWH部品、HVAC産業の蒸発器、凝縮器、エコノマイザー、オイルクーラーなどに最適。
K105 標準型熱交換器で、コンパクトな設計と長い回路で熱交換性能を実現。プレートの口径サイズはブレージングプレート式熱交換器の中で最大。冷却と加熱用として、特に油圧システム産業及び冷凍産業で蒸発器、凝縮器、エコノマイザー、オイルクーラーなどに最適。
K200 特に両相変化に対して設計されたブレージングプレート式熱交換器で、各種冷媒が使用可能。特に油圧システム産業の熱回収、オイルクーラー、及びHVAC産業の蒸発器、凝縮器、エコノマイザー、蒸発/凝縮器の使用に最適。
K205 50RTの熱交換能力を有し、チラー、ヒートポンプ、商業用空調及びORC廃熱回収機に最適。高耐圧機種のK205SはR410Aなどの高圧冷媒の使用も可能。
K210 特に単相流の熱交換に最適。十分な流路容積と低圧力損失を有し、大口の継手ノズルを使用することで住宅用水、地域型加熱/冷却システム及びHVACシステムの二次交換に最適。
K215 両相冷媒変化に対して設計された熱交換器。凍結及び耐久性の問題に対応可能。セントラル空調、工業用チラー、大型ヒートポンプシステム等に使用。 K215Dのデュアルサーキットタイプは2台のコンプレッサーを使用したシステムに使用可能。

Kシリーズ特殊仕様

標準型Kシリーズには、用途に応じて様々な特殊仕様をご用意しています。

特殊仕様 対応するモデル 説明
S 高耐圧(強化銅) K025, K030, K040, K050, K060, K070, K095, K105, K200, K205, K215 使用圧力が高い(例:R410a使用のシステム)場合、Sタイプを推奨します。Sタイプは最大使用圧力4.5MPa、耐圧試験は6.9MPaで実施しています。
D デュアルサーキット K215, Z415 K215 Dタイプは同時に2台のコンプレッサーが使用可能です。複雑な設計を簡素化します。
P マルチパス K025, K030, K040, K050, K060, K070, K095, K105, K200, K205, K215 熱交換器の効率を上げるため、Pタイプのマルチパスフローパターンは温/冷の流体が一回以上交差するよう設計されています。流量が極めて少ない場合や流体のアプローチ温度が極めて近い場合に適しています。
T 温度モニタリング K025, K030, K040, K050, K060, K070, K095, K105, K200, K205, K215 Tタイプには2個の温度センサーポートがあります。これらのポートにより、温度センサーを簡単に取り付けることが出来、正確なシステム制御が可能です。

型式の説明

プレート式熱交換器

B or C : 標準仕様 (一次側ロウ付け継手、二次側ネジ継手)
W : ロウ付け継手
M : オスネジ継手
F : メスネジ継手
X : 熱交換器の背面に継手を配置

Kシリーズのサイズ詳細、性能対応表はこちら>>
ARI(米国冷凍空調工業会)規格はこちら>>

継手サイズ表はこちら>>
取り付け時の注意事項はこちら>>


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